エンパス|人の心を読む人たち

エンパスと言う言葉を聞いたことがあるだろうか?

生きづらさを感じてしまう・人間関係に悩んでいる・人に気を使い過ぎる。
思い当たる方もいるはず。

かく言う、私もそう。
エンパスです。

エンパスを検索すると
 ・共感力が高すぎて疲れてしまう人
 ・人に気持ちを優先してしまい生きづらさを感じる人など、どちらかと言えばマイナス思考とも捉えがち。

確かにエンパスの人は過敏症でもあり、人に気を使いすぎる傾向にあるようだ。

この傾向が強くなると精神科医のもとを訪れる人も少なくない。
ときには、うつの病名が下される。

すべてのものに感情は宿っている

私が、いつからエンパス体質になったかは分らない。

しかし、遠い昔から
全てのものは意識をもっている
と思っていた。

中学生の頃、男子が図工の時間に机を削っていたのをみて、
「机も痛いよな」と思った記憶がある。

自分がつらいから相手の心を読む

人は幼少期の経験や出来事に大きく左右されている。

私の母は病気がちで入退院が絶えなかった。
だからなのか、精神的にも病弱で気分屋だった。
私は、いつも顔色を伺っていた。

「お母さんは、病気でつらいんだ。
お家に帰れなくて可愛そう」
幼い私は、母のその時の感情を読むことだけに集中していた。
そして、母の気持ちを自分なりに最優先していく。

「お母さんは可愛そうな人なんだ。
だから、私が我慢しないとダメなんだ。」
そんなふうに自分以外の誰かの心を深読みしては、相手になり変わって自分が苦しむ。
まるで身代わりになるかのように・・・

私の感情は不健全な方向へ向かったまま引き返せない。
片道切符のままなのだ。

このようにして、人生の大半を誰かの感情に左右されながら生きてきた。
相手の心を読む術は、物心ついた頃から習慣化されていった。
相手の感情と自分の感情とを対比させながら、
結果、自分より相手の感情に軍配があがり私はそれを引き受ける。。

母は商売をしていた大家族の嫁となり、病気ばかりの人生を送って来たように思う。
娘の目には、楽しく幸せに生きてこなかった母の姿しかない。

その母が癌でなくなったのは16年前。

お葬式の日も悲しいよりホッとしていた。
「お母さんは、もう苦しまなくていいんだ」と。
自分の悲しさや寂しさを封印し、亡き母の気持ちを思った。

この日以降、母へのご機嫌伺いなくなった。

まだ、終わっていない誰かのための自分

母との感情のやり取りに終止符をうったが、
私のエンパス傾向は急速に増すばかりだった。

対象が人から動植物へ、更には無機質なものまでとエスカレートしていった。
対象物が増え、思った以上につらい毎日になった。

雨の日は、道路に光ったカエルにハンドルを取られそうになる。
腕に止まった蚊でさえ叩けない。
家の中に入って来たクモさえティッシュでくるんで外にだす。
とにかく、自分のせいで誰か(虫も草木も)が命を絶つことが許せない。

天気予報で大雨情報がでると「お外のワンちゃんは大丈夫か」と心配する。
不特定多数のあったこともないワンちゃんに対してまでも心配してしまう。
熱くはないか、寒くはないか、お散歩は連れて行ってもらっているか?

考えたら切りがない。
それが四六時中になる。

無意識に心はそっちにもっていかれる。
止めようがない。
そんな自分がつらくて苦しくて嫌になる。

エンパスだと解ったことで前を向ける


偶然見た誰かのブログにこの言葉を見つけた。

「私、エンパス ⁉ 」
「そうなんだ、そういう体質なんだ」
と分かっただけで気持ちが楽になった。

日本人はエンパスの人が5人に1人の割合でいるらしい。
共感力が強い日本人は、世界的にエンパス人種なんだそう。
国民性。
私だけじゃないんだ、心強かった。
でも、日常の苦しい感情の動きは止まらない。

自分がエンパスだと知ったのは1年程前である。

ミディアム(霊能者)に個人セッションをしてもらった。
彼女はミディアムでエスパーでもあり、心を読むことに長けていて、
イギリス警察の事件解決にもにも関わっている人物だとわかった。
偶然の導きなのか、彼女に聞いてみたいと思った。

「私、外をまともに歩けないんです。
お外で飼われているペットや悪い環境のペットを思うと締付けられそうで苦しいんです。
頭からいつも離れなくて気になる一方なんです。」

そんな私に・・・

彼女はいの一番にこう告げた。
「エンパスは治りません。」

一瞬うなだれた私に
「あなたは地球エンパスですね。
最近はあなたのような人が増えています。」

地球エンパス 

彼女は話を続けた。
「地球の変化が大きくなった今、意識を変えるときにいます。
あなた自身の中も同じです。
もし、可愛そうな動物のことを考えたとき、違う味方をすることもできます。
例えば、木の枝が折れていたとしてもそこからまた新しい芽がでる。
生まれ変わるためのステップでもあるんです。
そんなふうに物事を違う方面からみることです。」

彼女のまっすぐ私を見る目は、妙に説得力があった。
加えて、安心をもたらしてくれた。

少しだけ見方を変える

彼女の言葉は、私の新しい発見にもつながった。

人の気持ちがよくわかる人は「思いやりのある人」
誰もがそう思う。
特に日本人は、個性を出すことを嫌う傾向にある。
自己主張はご法度だ。

だから、自分を隠して飲み込んでしまう。
自己犠牲。
犠牲になるから苦しくなる。

潜在意識は、主語をもたない。
私の潜在意識には、” 母は苦しく可愛そうな人 “として刷り込まれている。
何を見ても私の潜在意識はつらい感情と捉えるよう仕向けられていたんだ。

可愛そうなのは母ではなく、私だった。
誰か(虫も草木も)は、自分だと気がついた。
自分がこんなにも悲しく切ないから皆んなも同じだと思ってしまっていただけなのかも・・・。

エンパスの人はつらい経験が多く、孤独な人が多い。
一人で悩み、一人でもがく。
そして、誰かではない自分を犠牲にする。

自分がエンパスなんだと知ることで出口がみつかった。

少しだけ、違う角度で物事を見てみよう!
少しだけ、自分の本心を聞いてあげよう!

では、今日はこのへんで

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