親にとってのいい子は危険

全てのお母さんへ、
あなたの子供は、いい子ですか?

「仕事するより子供を育てる方がずっと大変!」
こんな言葉を幾度となく聞きます。

5歳と3歳のママである娘も同じことを言います。
特に今年は新型コロナの影響もあり保育園も長い間自粛生活を強いられました。
元気のいい男の子相手に怒ったりイライラしたりの日が続いたようです。

当然、子供たちはいい子よりもママを困らすモンスターにレベルアップします。
モンスターとなっても子供たちはマイペースで 毎日、怒鳴られてもケロッとして楽しそうでした。

いい子って、どんな子

意識の話をしましょう!
小学校に上がるまでのお子さんは、潜在意識と顕在意識の境がありません。
境がないということは、常に現実を生きている証でもあります。
今この習慣を多いに生きるに集中しています。

それが証拠に子供たちはいくら怒られても同じことを繰り返します。
お片付けをしなかったり、兄弟ケンカ・ご飯を残すなど、いつも叱られる理由が同じだったりしませんか?
ママは、そのたびに「この前も言ったよね!どうしてわからない?」と叱ります。
しかし、ママの小言を左耳で聞いたとしても、すぐに右耳から抜けていくのが子供たちです。
このように 問題なく育った子供はこの年齢では記憶に留めておくことがまだできないからです。
つまり、潜在意識にデーターとして記憶されにくいということです。

「もう、何回言ってもいうこと効かな。」と嘆き、うちの子は困った子としてママ自身の潜在意識に塗り重ねていきます。
ママの潜在意識に塗り重ねた結果、夕方のスーパーで何度も値引きシールを上貼りするように我が子の評価をどんどん下げてしまいます。
もちろん、ママたちは子供を悪い子呼ばわりしたいわけではないのですが・・・・。

では、世のママにとって、いい子はどんな子ですか?

40歳の夫婦と5歳の男の子・4歳の女の子の話です。
こちらのご家族のお子さんはとても親にとってはいい子です。

パパは建築会社の営業でママ某大手化粧品会社の美容部員です。
ママの勤務時間は早出や遅番があり、遅番勤務の帰宅は10時を過ぎるため子供たちは夢の中です。
加えて通勤時間が1時間以上かかるそうで、どうしても、休日は子供ばかり相手にできません。
パパは土日はお休みですが、ママが土日休みは難しく殆どの週の土曜日曜は車で40分程の祖父母の家で過ごします。
最近は、そのまま祖父母の家に泊る回数が月3回ほどに増えたそうです。

平日、お兄ちゃんはサッカー・幼児教室・ダンス・ピアノ教室に通っています。
5歳ののお兄ちゃんは、習い事のサッカー以外は嫌いで通うのを嫌がっています。
ちなみに習い事は上の男の子だけで そのために保育園ではなく幼稚園に通っています。
下の女の子は保育園に通っていて習い事はしていません。
男の子にはそれらが必要だと感じてさせているのだと思いました。
ご家庭によって教育に関する考え方は様々なのでいい悪いではないと思っています。

送り迎えはおばあちゃんの仕事です。
往復1時間半以上かけて孫の習い事のお手伝いをしています。
おばあちゃんといる時間の方が長いからか、祖父母には感情を表すそうです。
「ママとパパは怒ってばかりいるから嫌い」と話すこともあるそうです。
理由は、ママとパパはいつもダメって怒ってばかりで怒鳴るそうです。
でも、お家では絶対に親には逆らいません。
親にしたら、口ごたえもしない手のかからないいい子と思っているようでした。

また、この兄妹はあまり笑わない子です。
それだけでも心配なんですが、感情をだすように他人には悪たれを吐きます。
その話を聞いていて、「大丈夫だろうか?」と思ってしまいました。

この子の本当の心の中はわかりませんが、子供にとって親はいちばん大事な存在であることは確かです。
そんな親だって、どんなに叱られたって一番大好きななのはお母さんです。

野田女児虐待事件(千葉県)も記憶に新しいですが、、小学4年の栗原心愛さんは虐待を受けている中でも「いい子にするから・・・」と書き残しています。
最悪な親に対しても 自分がいい子でいればお父さんは叱らないかも知れないと思ったのです。
いい子じゃなかったから自分は怒鳴られたり殴られたりするのだと。

この事件はとても悲しく痛ましい出来事でした。
日常の中で子供は、親を喜ばせたい安心させたい一新で我慢をする子がいます。
子供は、親にとってのいい子でいたい!と思っているのです。

ここで紹介した5歳の男の子も少なからず自己犠牲の上のいい子のように思いました。

ピーターパンは永遠の子供なんかじゃない!大人になれなかっただけ

親に限らず、人は幸せでなければ誰かを幸せにすることが難しくなります。
特に子育てをしている方は、自分が幸せだと余裕を持って子供と接することができます。

自分の感情の置き場によって、むやみに叱ってしまった経験ありますよね。
嬉しいことがあったから子供に寛大になったり、疲れているときはむやみに叱ってしまったりといったことは誰しもあるはずです。

しかし、些細なママたちの気持ちの変化を子供たちは一生懸命知ろうとします。
気持ちを読み取っては、ママの笑顔をみたいと願うのです。
ときには、子供の潜在意識は読み取ったママの負の感情すら記憶にとどめます。
記憶は、やがて無意識にトラウマになっていきます。
ママたちのトラウマが、大切な我が子の新たなトラウマとして発展していくのです。

ピーターパンのお話は、” 大人になれない子供 ” の代表です。
いつまでも子供の心を忘れない存在として物語は作られています。

しかし、心理学や精神医学ではピーターパン症候群という障害があるといっています。
大人の年齢に達しているにもかかわらず精神的に大人になりきっていない人を指します。
理由は、過去にやり残したことや思いが強いため心が未消化のままなのです。
大人になれないというよりか、大人になりたくない大人、もっといえば、子供のままでいたい大人です。
子供のままであの頃(満たされなかった期間)を埋めようとその場から離れない状態です。
物語では、ウエンディが母親的存在です。

ピーターパン症候群の人は増加してると思います。
野田女児虐待事件の父親もそうだと推測されます。
おそらく、この父親も自分が幼い頃の負のトラウマが作り上げたものではないでしょうか?

では、子育てしているママたちはどうしたらよいのでしょう?
子供ケンカでお友達を叩いてしまったときは、
「どうして、〇〇ちゃん叩いたの?」
と怒鳴るのではなく、
「〇〇ちゃんを叩いたのは何か理由があったんだね。」
と子供の心に寄り添ってあげてから
「ママにどうして叩いたか教えてくれるかな?」
と聞いてあげてください。
上目線からではなく、子供の目線になるのがコツです。

すくすく育った子は自然と大人になっていきます。
自分で感じて自分で考え大人になっていくのです。

最近はどろんこになる場所も都心部ではなくなりましたが、幼少期はお外でどろんこになって遊んでもおかしくありません。
たまに夢中になってお外遊びをしている子供を見ると嬉しくなります。
遊び方もゲームなどルールがはじめから決まっていて、ルールを守らないと遊べなくなったりします。
みんな無意識でわからないうちに囚われの中で何かをしています。
もっと自由でいいのに・・・・
正しいルールじゃないと子供の個性を殺してしまうことにもなりかねませんのでご注意を!
そして、ママさんたちも知らず識らず子育ての見えないルールにハマっていることも多々あります。

心底子供を自由に育てたいと願うなら、ママさんたちから自由になってください。
次回は、ママたちが少しでも自由になれるお話をしたいと思います。

世の中の全てのお母さんへ贈ります

私の目的の一つに、子育て真っ最中のママさんを応援したいとの思いがあります。
特に現代の日本は核家族化が進み少子化が問題となっています。
これは将来におけることだけではなく、今現在、迷いながらの子育てになっているのも間違いありません。
迷いはママ自身の不安となり、子供の心までも変えてしまいます。
まずは、お母さん・お父さんが元気でいて欲しいと願っています。

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