母との過去世 その1

こんにちわ。
今日は、私の体験を紹介させてください。

葉桜になり始めた3月のある日のことです。
私は車を走らせ、ある霊能者さんのお宅へ向かっていました。

正直、心の仕事をしていると
答えは、全て自分の中にある!
と確信しているので霊視や占いなどに頼ることはないのです。
しかし、霊能者Tさんには会いに行きたいとの思いに駆られ連絡をしました。

行きの車の中で
「どうして、会いに行こうと思ったのか?」
「行っても答え合わせしかないんじゃないのか?」
と浮かんだ思考をそのままに到着とへ近づいていきます。

封印されていた扉

通された畳敷きの明るい部屋は、緊張気味の私の気分を和らげてくれました。
「さぁ、どうぞ!座っって
今、お茶入れてきますね」
まるで、ただの客人を迎え入れるかのような物腰で迎えてくださいました。

戻ってきたTさんが席に着くなり、
「文章やセミナー会場が見えるね。
 ・・・・
もう8・9割は自分で解決してきてるよ」
何も聞かず、第一声がこれでした。

私自身、何年もかけて自分の存在意味を知りたいともがいてきました。
たくさんの書籍や講座や研修などを頼りに答えを探してきたのは事実です。

「ん~、社長室だけがまだ開いてないね」

「社長室に行くときって、
アポ取ってから社長さんの日程に合わせてもらわないと会えないでしょ。
それから、当日は会社の受付を通って秘書さんに連絡をしてもらって、
社長室のドアの前まで行ってからじゃないとまだ扉は開かない。」

大半は自分で浄化してきたけど、社長室の扉の前にすら行ってないってこと。
あなたは社長にあうのを拒んでいるんだと思う。」

Tさんは、私が最後の砦へ向かうことを躊躇してるのと言った。

そして、私の斜め上を見るようにして霊視した。

「神様は言ってるからやり方を教えなさいと言ってます。
あなたは自分のことは自分で解決したいと思っているねと・・・」
言い終わると紙と鉛筆を使って丁寧にその方法を教えてくれた。

神様から聞いた方法は、私が長年やってきたそれと同じだった。
「やっぱり、答え合わせに来たんだなぁ」
と少しがっかりした。


「チョット待って!
あなたも社長室に何があるか知りたいでしょうから もう一度神様に聞いてみますね」

すぐにTさんは、
「神様のいいとおっしゃったから目をつぶって」

私は無言で目を閉じた。

どのくらいの時間だったのだろう。
けして、目を開けないようにと言われたが、勝手にまぶたが動いたりもした。

20分か25分か、Tさんは社長室の扉を開けようとしていたのだと思う。
時折、息を吹きかけられているような気配を感じた。


「目をつぶったままにしていて
 今、社長室の扉が開いたから中に何があるのか確かめて・・・
 今、浮かんだモノは何?」

この段階で涙が止まらなくなった。
胸が締め付けられるような、何かを押さえつけようとしているのか。
ただ、得体の知れない重い感覚が襲った。

「何でもいいから・・・思い浮かんだのは何?」

胸に響いたのは、
「お母さん、大好き」
だけだった。

社長室にあったものは、ただ、これだけ・・・


押さえ込んでいた感情

涙があふれる。

下を向いて必死に涙を抑えようとしている私に
「普通ね。
この部屋に来たほとんどの人は話し始めた途端泣くのね。
あなたは泣きもぜず普通に話をしていたでしょ。
我慢することに慣れているというか・・・
何かすごい覚悟で生きてきたんだなって思ったよ。」

堪らえていたものが、一気に決壊した。

このあと、少しの時間腑抜けになっていたと思う。

誰にも悟られず鍵をかけていたモノが、
「お母さん、大好き」
の一言だったなんて・・・

我慢をしてきた幼少期だったことは認める。
病弱で気難しい母に対して機嫌を損ねないよう、いつも顔色を伺っていたのも本当だ。
でも、社長室にあったモノがこれだなんて・・・

半ば放心状態で聞いた。
「私と母は過去世でも繋がりがありますか?」

T さんは、またも遠くを見るように霊視を始めた。

過去から持ち越した縁があった。

続きは明日へ
では、今日はここまで





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