母との過去世 その2

母との過去世 その1』の続きです。

T さんの霊視でわかった母との過去世。
場所は、ヨーロッパの田舎町だそうです。

「過去でもお母さんと娘の関係だったね。
 あなたが娘で今世と同じ。
 お母さんを病気でなくしているよ。
 貧しくてちゃんと治療させてあげれなかったことを後悔してる。」

母との縁が過去にもあったことが驚きだった。

「自分のせいでお母さんを死なせたと思っている。
 それを持ち越して生まれてきてるね。」

今世の母も入退院を繰り返していた。
同じシチュエーションで親子をやり直すということなのだろう。

「すごい覚悟で生まれ直しているよ。
 どんなことがあっても自分がお母さんを守るって決めている。」

Tさんには、全てが見えているのだろうか・・・・
そのまま、話は続く

「今世で・・・そう3歳くらいかな。
 自分の気持ちを締まっている。
 お母さんのためなら自分を犠牲にしてもいいと思っている。」

話の内容は厳しく悲しく苦しいものだった。
不思議だ。
同時に安堵もしている。

母の顔色を伺っていた幼い自分。
なんとか笑顔になってもらいたいと一生懸命だった幼い私。
幼い私が現れた。

初めて自分を愛おしく思った。

「頑張ったね!」

卒業

Tさんの霊視によって、私の歴史が一つになったようだった。

ほんの数分前に開けた社長室。
「お母さん、大好き」の一言。
この言葉は、3歳のときに封印した私の思いだったんだ。

3歳の子供が、
「お母さん、大好き」
と駆け寄ることすらしないと決めていた。

3歳と5歳の孫たちは、大好きとからだをギュッと寄せてくる。
それが可愛くて愛おしくて・・・
本来の子供は感情を素直に表す。
これでいいんだと初めて気づいた。

お母さんに大好きって言ってしまったら、
きっと母は困ると思っていたのかも知れない。

もし、お母さんに大好きって言われたら、私はもっと我慢する。
だから、母も大好きの言葉の裏側に病気の辛さを我慢すると思っていた。
私自身より、母の感情が大事だった。

小さな私はあまりにも無知過ぎた。
大好きの言葉の意味を知らなさ過ぎる。
それでも幼い子供の精一杯の考えがそうさせていた。

治療は大変だったと思う。
感情を出すのが苦手な人だった。
痛みも口にすることも弱音を吐くこともなかった。
そんな母を見るのが辛かった。

母が亡くなった日、ホッとしている自分がいた。
「もう苦しくないね。ご苦労さま」
と心の中でつぶやいた。

今なら分かる。
この言葉を自分にも言ってたんだなぁ。

世代を超えた関係に終止符を打てたと思う。
もし、来世で母と出会っても違った関係でいられるだろう。

お母さん、成長させてくれてありがとう!

卒業します。

では、今日はここまで





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