「自信なんて、後から付ければいいんだよ」
師匠がよく言う言葉です。

この後付け、実は効果抜群です。

犬の散歩中は、無意識の自分が顔を出す時間なのですが、
この日もヘッドホンから聞こえてくる音声に耳を傾けていて思い出しました。

もうずっと昔の話ですが、お付き合いくだされば幸いです。

二十歳を過ぎた初夏、ウインドサーフィンの友達を紹介されました。
北海道の夏は短く、ウインドサーフィンをする人は少なく珍しくもありました。
そのため、好奇心と憧れが一気にこころを奪い「やってみたい!」と思ったのです。

でも、もともと運動音痴で自分に自信のない私です。
「スポーツなんてできるわけがない」
と脳内で会議が始まりました。

代表選手は、「でも・・・」という彼です。
何かにつけてケチを付けます。

何日か「やってみたいが・・・」「でも・・・」が続きました。

そして、会議は終わりを迎えます。

決心しました。
「やりたい」欲求に軍配が上がります。

そこで、提案した子が現われます。

「誰も知っている人はいないし、運動が苦手というのも知らないでしょ。
ならば、”私は活発な女子”として振舞えばいいよ!」

この子の提案に乗ることにしました。

いつもは、大人しくて目立たない彼女の頑張りで
発想の転換も教わりました。
また、決めることで人生が楽しくなることも知りました。

そうして、
活発な私はウインドサーフィンを始め新しい友達が出来たのです。

誰にでも気軽に会話ができ、今までと違う価値観で自分を観察し表現する。
「女優さんって、こんな感じなんだろうか」
と思いながら、新しい自分を存分に楽しんでいました。

誰から見ても自信のない私を感じる人はいなかったと思います。

自信なんて後付けでいいのです。

「自信なんて、後から付ければいいんだよ」
は、魔法をかける言葉です。


自信がなくて迷ている方がいたら、自信がなくても大丈夫です。

後から付いて来ようが、来なかろうがどうでもよかったのです。
方向転換すればよかっただけだったのです。

自信以上のものが,ちゃんとついてきますから・・・。


では、今日はここまで